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開業理論に基づいた
「失敗させない開業」にこだわっているから
開業における“失敗”とは、開業しても結局軌道に乗せられずに 倒産もしくは閉業に追い込まれる状態のことだけではありません。
開業当初、思っていたように患者が集まらず、資金繰りに四苦八苦するような“躓き”も含めています。
開業当初から運転資金が不足しがちになってくると、貯金を切り崩したり、休診にしてバイトを始めたり、金利の高いキャッシングに手を出したり、金融機関にリスケ(借金返済困難時に、元本返済を止めたり減額したりするなど返済条件変更のこと)を依頼したりするなど、躓かなければ必要のない対応に迫られます。
対応に迫られるだけならばいいですが、休診日を増やしてバイトをすればその分医業収入が減りますし、新規患者の来院機会も減ります。無理して土日の夜に当直のアルバイトを入れたりするケースもあり過重労働で身体を壊しかねません。また複数の金融機関から借り入れしかも、ピンチの時に融資を行う業者の金利は高くなり、借金が雪だるま式に増えてしまい首が回らなくなりがちです。またコスト削減のため、でせっかく雇い入れたスタッフも解雇したり、暇すぎて辞めていったりするなど開業時の“躓き”によって悪循環に陥ったクリニックからの相談を数多く受けています。
医院開業の躓きは
計画段階でほぼ防げます。
もちろん私たちが開業コンサルティングをしたところではありません。なお躓きの原因は様々ではあるものの、ほとんど全てが計画そのものの失敗に起因しています。つまり計画段階でほぼ防げることばかりなのです
よくある失敗
- 競合医療機関が多い場所や駅前であっても視認性が悪い物件
- 必要な資金が調達できていない
- 回収の見込みのないところにコストをかけすぎている
- 売上シミュレーションがめちゃくちゃ
- そもそも身の丈に合わない計画
- 借金をしたくないからと自己資金を多く投入して運転資金の準備もわずか
「失敗させない開業」をコンセプトとした
コンサルティングを追求し続けています。
そういった“躓き”は、倒産の危機を乗り越えたとしても正常運転に戻すには多くのエネルギーが必要となります。そもそも躓かなければまったく必要のない無駄なエネルギーなのです。だからこそ私たちは不確実性やリスクを念頭においた予防線をはりながら計画を進めていきます。