そもそも、
M&Aについて
詳しく理解できていますか?
専門性が高い知識とともに経験が求められ
買手側単独で臨むとなれば「素人がプロを相手に交渉している」
状況に陥ります。
そもそもM&Aの実務自体、税の知識、法律の知識、人事労務の知識、その他もそれぞれ専門性が高い知識とともに経験が求められます。M&A仲介会社からも説明を受けていたとしても、やはり相談者にとって理解することはそうとう困難です。
安心を買うということは、それ相応のリスクや対価を払う必要がある
ゼロからの新規開業では、それにかかる費用はほぼ全てが明確です。土地や建物、テナントならば入居時の保証料や不動産仲介料手数料、設計監理料や開業コンサルティング費用、設備や医療機器の費用、その他開業するために必要なモノやサービスには、値段がついているため知識が乏しくてもなんとなくイメージがついたうえで決済できます。一方でM&Aによる開業は、売買価格は簡単には理解できないものばかりです。例えば、M&A仲介手数料やのれん代や営業権(相当額)、時価の純資産額、また売手側の経営者に支払う退職慰労金などの合計が売買価格です。