継承(M&A)
プロフェッショナル

Prologue

あなたにとって事業継承が本当に
正しい選択なのだろうか?

近年、事業継承(M&A)の件数が大幅に増加しており、M&A仲介を行う企業もまた急増しています。更には平均年収の高い会社にM&A仲介会社が1位にランキングされるなどM&A市場は活況を呈しています。医療業界においてもその流れは広がっています。それに伴い、弊社には医業における継承(承継)の相談件数が年々増えています。

それに伴い弊社にも医業における継承(承継)の相談件数が年々増えています。ちなみに私たちはM&A仲介会社ではありません。よって物件の取り扱いもなく、継承物件や売却相手の斡旋(マッチング)も行ってはいません。

私たちの継承への思い

  • 売買価格が適正だと判断したうえで契約
  • 複雑すぎる契約締結までのあらゆるプロセスもプロが介入することによって安心感をもって進行
  • 親子“承継”の親へのアドバイス
  • 事業譲渡をスムーズに終わらせ、そして経営を軌道に

私たちは相談者の「エージェント(代理人)」として役立ちたいと考えています。

実は、他人継承を検討するために弊社へ相談した医師の半数くらいは、継承ではなく新規開業へと切り替えています。私たちが新規開業を推奨しているわけでもありません。合理的に相談者にとってどちらが良いかを伝えているだけです。つまり事業継承だけが選択肢ではなく、それぞれのメリット、デメリットをしっかり理解してもらい、より多くの選択肢を私たちは示します。それを踏まえて相談者は最終的に自分で意思決定を行っています。

“継承”のプロフェッショナルではあるものの、適正な事業継承をすることが私たちの目的ではありません。独立開業し、大きな失敗を回避して経営を軌道に乗せていくこと、そしてその先に事業の継続と発展させていくことが本当の目的であって、継承というのは独立開業の手段でしかありません。

また、親子(親族)“継承”の子へのアドバイス、親子“承継”の親へのアドバイスもまた幅広い知識と経験が必要です。相談者が子で親から“継承”する相談も多く受けてきました。特にこのケースは、代々続いているとか、土地に根付いているとか、その他いろいろなしがらみがあったりします。そのしがらみによって継承後とても苦労して相談を受けることも少なくありません。また親から子への承継については、相続なども踏まえて考えていくことが求められます。

いずれにしても結局は、経営の継続と発展につながることが“継承”プロフェッショナルとしての目的です。不安を抱えるところがあれば、まずはご相談ください。

そもそも、
M&Aについて
詳しく理解できていますか?

専門性が高い知識とともに経験が求められ
買手側単独で臨むとなれば「素人がプロを相手に交渉している」
状況に陥ります。

そもそもM&Aの実務自体、税の知識、法律の知識、人事労務の知識、その他もそれぞれ専門性が高い知識とともに経験が求められます。M&A仲介会社からも説明を受けていたとしても、やはり相談者にとって理解することはそうとう困難です。

安心を買うということは、それ相応のリスクや対価を払う必要がある

ゼロからの新規開業では、それにかかる費用はほぼ全てが明確です。土地や建物、テナントならば入居時の保証料や不動産仲介料手数料、設計監理料や開業コンサルティング費用、設備や医療機器の費用、その他開業するために必要なモノやサービスには、値段がついているため知識が乏しくてもなんとなくイメージがついたうえで決済できます。一方でM&Aによる開業は、売買価格は簡単には理解できないものばかりです。例えば、M&A仲介手数料やのれん代や営業権(相当額)、時価の純資産額、また売手側の経営者に支払う退職慰労金などの合計が売買価格です。

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様々な算定式や財務諸表に基づいて決まってはいるものの、計算過程が不明瞭なものも少なくありません。

訴訟を抱えていないか、見えない負債がないか、人事トラブルを抱えていないかなど法務、財務、労務など各種デューデリジェンス(価値やリスク等の調査)を行う必要がありますが、個人のクリニックのM&Aにおいて細かく実施することはあまりなくリスクを抱えなくてはなりません。

安心を買うためにM&Aという選択をしているにもかかわらず、このような不明瞭な点(価格設定や潜在リスク)が多いのはいかがなものでしょうか?ちなみに、私たちはM&AやM&A仲介会社を否定しているわけでは決してありません。とはいえ、相談者となる買い手側にとって専門的な知識が必要な交渉にもかかわらず、それを有さない状況の中で不利な交渉を放置することはできません。

MENU

選ばれる理由

  • image

    ブローカーではなく
    エージェントであること

  • image

    プロフェッショナル集団
    であること

  • image

    ポストマージャー(継承後)
    を重視しているから

01

ブローカーではなく
エージェントであること

医師が医師として、また継承後の経営者としての
キャリアに集中してもらいたいと考えています。

サッカーや野球などプロスポーツ選手の移籍に関するニュースでも、「エージェント」という言葉を聞いたことがあるかと思います。スポーツエージェントの主な仕事とは、アスリートとチームやスポンサーの契約の交渉、マネージャーとしての役割(メディア対応やスケジュール管理、個人的な身の回りのサポート)、財務・法務のアドバイス、引退後のキャリア支援など主な仕事とされています。アスリートがスポーツに集中できる環境をつくり成功と成長を支える存在です。

弊社も医師が医師として、また継承後の経営者としてのそれに集中してもらいたいと考えています。専門知識と経験が求められるM&Aにおいては特に重要ではあるにもかかわらず、単独で動いている方も少なくありません。あの時は無知だったと笑って言えるくらい継承がうまくいったならばよいのですが、そうでないケースも散見されます。私たちからみると高い買い物させられているな、本当に継承という選択が良かったのか疑問に残る案件も少なくありません。それすらも気付かず笑っていることも少なくないのです。それはそれで、幸せなのかもしれませんが、完全に相手の土俵で億単位の買い物をしている状況は恐怖さえ感じます。

一生を決める岐路、正しい選択へ
導くために

私たちの相談する先生方は、自分はこの分野においては何も知らないということを自覚しています。つまりは「無知の知」です。一生を決める岐路であるからこそ、理解したうえで決めていただきたいと思います。

02

プロフェッショナル集団であること

M&Aのエージェントといっても、
コンサルタント一人ではできません。

弊社としても「無知の知」を自覚しています。なぜならば、法務、税務、会計、労務人事、そして経営、それぞれどれも深い知識と、請け負う領域によっては資格が必要だからです。

M&Aは一人ではできないからこそ誰とやるかで成否がはっきり分かれます。それぞれ能力のある人材をチームとしてまとまってあなたのエージェントとして機能していくことが弊社の仕事です。

03

ポストマージャー(継承後)を重視しているから

継承する側にとって、継承することがゴールではなく、単にスタート地点に立っただけです。

当たり前のことですが、M&A仲介会社はM&Aのプロフェッショナルであって、M&A後の医業に関する経営のプロフェッショナルではありません。もちろんポストマージャ―インテグレーション(PMI:当初計画したM&A後の統合効果を最大化するための統合プロセス)のコンサルテーションまでを謳う仲介会社もありますが、その先の経営まで関わることはありません。

私たちは、継承のプロフェッショナルですが、新規開業のプロフェッショナルでもあり医業経営のプロフェッショナルです。多くの選択肢を持ち、かつポストマージャ―に強いコンサルティングサービスを提供します。

M&Aコンサルティング契約

よくあるお悩み

  • M&Aで独立開業を目指したいがどう動いて良いのかわからない
  • M&Aで分院展開したいので手伝って欲しい
  • 仲介会社から売物件の情報を提供されたが買って良いのか判断がつかない
  • 親から医療機関を引き継ぐ予定だけどその選択に不安を感じている

M&A(他人継承)の進め方

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エージェント契約

  • 無床診療所

    500,000円(税別)~+旅費実費
    ※売買予定価格やデューデリジェンスの必要性に応じてお見積いたします

  • 有床診療所

    応相談

  • 病院

    応相談

※必要に応じて、弁護士や税理士、その他社労士、行政書士、司法書士等の費用がかかる場合がございます。

注意すべきM&A話

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気をつけていただきたいM&A仲介会社の提案

他人継承に関するアドバイスに関してゼロから始める新規の開業よりも、一定の患者をすでに有していて継承後の姿もイメージしやすい他人継承という開業のほうがリスクが小さいと考え、開業の選択肢の一つとして積極的に利用しましょう!

気をつけていただきたい
M&A仲介会社の提案

他人継承に関するアドバイスに関してゼロから始める新規の開業よりも、一定の患者をすでに有していて継承後の姿もイメージしやすい他人継承という開業のほうがリスクが小さいと考え、開業の選択肢の一つとして積極的に利用しましょう!

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なぜ気をつけた方が良いのか?

収益構造を知れば簡単に理解できます

一般的にはノンネームシート(匿名での物件概要)やインフォメーションパッケージ(物件情報の詳細をまとめて企業概要書)を開示する際に、M&A仲介会社とアドバイザリー契約を結ぶことになります。だからと言ってあなたの味方ではありません。

M&A仲介会社は、仲介手数料で成り立っているブローカーです。

例えば、不動産仲介会社と同じです。不動産仲介を行うことで、売主と買主双方から手数料を受け取ります。仲介手数料は取引物件価格に応じて決まってきます。これはM&Aも同様です。つまりは、高く売れれば売れるほど手数料も増えていきます(一般的には完全成功報酬で、着手金など完全成功報酬でない会社での、取引には十分気を付けてください)。もちろん成約させていくためには闇雲に売買価格を吊り上げることはしませんが、高く売りたいと仲介会社のコンサルタントが高く売りたいと思うのが人情です。

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なぜ気をつけた方が良いのか?

収益構造を知れば簡単に理解できます

一般的にはノンネームシート(匿名での物件概要)やインフォメーションパッケージ(物件情報の詳細をまとめて企業概要書)を開示する際に、M&A仲介会社とアドバイザリー契約を結ぶことになります。だからと言ってあなたの味方ではありません。

M&A仲介会社は、仲介手数料で成り立っているブローカーです。

例えば、不動産仲介会社と同じです。不動産仲介を行うことで、売主と買主双方から手数料を受け取ります。仲介手数料は取引物件価格に応じて決まってきます。これはM&Aも同様です。つまりは、高く売れれば売れるほど手数料も増えていきます(一般的には完全成功報酬で、着手金など完全成功報酬でない会社での、取引には十分気を付けてください)。もちろん成約させていくためには闇雲に売買価格を吊り上げることはしませんが、高く売りたいと仲介会社のコンサルタントが高く売りたいと思うのが人情です。

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M&A仲介ビジネス
仲介手数料について

不動産取引における仲介手数料

宅建業法で上限が定められている

取引物件価格(税抜)×3%+6万円+消費税
[※取引価格400万円超の場合]

M&A仲介ビジネス

仲介手数料の設定は自由

過渡期でもあることから法整備など遅れているのは否めません。最近になって経産省が指針を示したり、業界団体が倫理規程と業界自主規制ルールをようやく策定し出したりしたところで、まだまだ不透明な部分が多いのが現状です。

注意すべきM&Aの話

「M&A仲介手数料は損金にならないので、
提示額の倍近くの事業所得を生み出さなければなりません」

損金とは税務上における費用です。個人事業者なら所得税、医療法人なら法人税がかかりますが、課税所得は益金から損金を引いたものから計算されて税金を支払います(益金も法人税法上の利益です)。

一般的な内科の個人クリニックの儲け(税引前純利益)の平均およそ3000万円です。累進課税制度を採用する日本では1800万円以上4000万円未満の部分についての税率が40%で す。住民税10%を足すことで税率50%となります。

単純計算になりますが、3000万円に対して損金にならない仲介手数料はクリニックの儲けから税金を支払い手元に残ったお金で賄わなければなりません。よって仲介手数料が仮に1000万円だとすれば(ちなみに一般的なケースではもっと大きな額になります)、それを支払うためには2000万円を余計に稼がないといけません。これによって、キャッシュフローが苦しくなり継承後、想像してたよりも資金繰りがキツイと感じる先生は少なくないのです..。

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経営の継続と発展につながることが“継承”プロフェッショナルとしての目的です。
不安を抱えるところがあれば、まずは私たちにご相談ください。

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