Column
不健全経営のすゝめ
※柴田雄一が連載中の『卸ニュース「病医院経営のチェックポイント」(IQVIAソリューションズジャパン(株)発行)を転載した記事となります。
不健全経営のすゝめ
※柴田雄一が連載中の『卸ニュース「病医院経営のチェックポイント」(IQVIAソリューションズジャパン(株)発行)を転載した記事となります。
2015.11.23
筆者は、1990年代後半からミレニアムにかけて3年ほど海外の大学院に行っており、留学から日本に帰国した時には、携帯電話に関しては完全に浦島太郎のような気分だったことを今も鮮明に覚えています。せいぜい2行程度のモノクロのドット表示の画面で、手のひらくらいの長さだった携帯電話が、帰ってきたらいきなり液晶カラーで、しかもインターネットにも接続可能なうえ、折りたたみ式で手の中にすっぽり隠れてしまうくらいダウンサイズされているのですから驚きでした。
その後も2004年にはおサイフケータイ、2005年にはワンセグテレビを搭載し、2007年にはついに、アップル社から初代のiPhopeが発表され、翌年から日本国内で販売開始されました。それをきっかけにフィーチャーフォンといわれる既存の携帯端末からスマートフォンへのシフトが急速に進み、現在に至っています。
これによって、以前はパソコンを所有していることが必要だったインターネットへのアクセスが、誰でも簡単にできるようになりました。もちろん、フィーチャーフォンの時代でもアクセスは可能でしたが、画面も小さく、利便性はあまり良くありませんでした。しかし、スマートフォンになり画面のサイズが劇的に大きくなり、パソコンとほぼ同じことが可能となりました。さらにはiPadなどのタブレットといわれる画面の大きな端末も誕生し、今では多くの人が利用しています。なかにはパソコンと同じような使い方が可能な端末もあり、各端末の境界線を埋めるように新機種が発売されているのが現状です。